「生態学の基礎 上、下
E.P オダム著
私が、いろいろ行き詰ったときに、何気にページをめくる本。
古い本だが、必ず何かの発見がある。
部分と全体の動的な調和が大切であることを教えてくれる。
個の集合だけでは、安定はない。。
相互作用が、その時の全体調和を生み出し、その時の安定をもたらす。
たとへ、安定がくずれても、相互作用のなかで、その時の新たな安定が生まれる。
そう、全ては、予定調和を期待しない、システムなのです。
一方で、人間社会は、予定調和を期待する、生存システムです。
つまり、自然の生態と人間社会とは、決して相容れないのかもしれない。
本は、ぼろぼろです。
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